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膝のストレッチ

筋力訓練と同時に、ひざのストレッチングをおこなうことで状況を改善することができます。

別ページで既にに説明したように、変形性ひざ関節症になるとひざは伸びきらない・曲がりきらない傾向(拘縮)がでてきます。

 

ひざのストレッチについて書くと、ここで患者さんから「ひざが痛くてしゃがんだり、正座したりなどとてもできません」「ひざが痛くなるので正座はやってはいけないとお医者さんからとめられています」というクレームが当然でてきます。

ひざがあまり痛まずにストレッチングするには方法があります。簡単な方法です。

それは風呂に入って十分に温まったとき、湯船のなかでゆっくりとしゃがんでいくことです。

風呂で温まることにはいろいろな利点があります。第一に痛みが減ること、第二に関節がやわらかくなることです。

このような状態でストレッチングをおこないますと、ひざをかなり曲げることができるものです。

もちろん、痛まない範囲で、あまり痛まないところまで曲げてください。完全には曲がらなくても、できる範囲まで曲げてください。

また湯船からあがって、流しのところで今度は立ってひざに手をあてて、ひざを伸ばす体操もしてください。毎日しているうちに少しずつ曲がりと伸びがよくなっていくものです。

これは夜、風呂に入ったときはかならずおこなってください。もし時間が許せば、朝も風呂に入って、このストレッチングをすることをおすすめします。

あまりむりをして、痛みをこらえて深く曲げる必要はありません。少し痛いなと思うぐらいのところでやめてください。

毎日これをくりかえせば、少しずつ深く曲げられるようになっていきます。

風呂からあがったら、前述した抗炎症薬の塗り薬をひざに塗って二、三分間マッサージすると、吸収がよく効果的です。

以上のような筋肉体操とストレッチングをしていくうちに、じょじょにひざの痛みがやわらいでくるはずです。 一概にはいえませんが、通常、はじめてから早い場合は一週間、遅くても二週間ぐらいまでには効果が実感できるようになります。

ウォーキングーひざに重みをかける

いままで述べてきた筋肉体操とストレッチングをおこなっても、また、日常生活や歩行であまり痛みが感じられなくなったら、ひざに重みをかける、歩く療法を少しずつ開始します。

治療法としての歩行を、ここではウォーキングとよぶことにします。

ウオーキングは一週間に少なくとも二回以上、 1回は休まずに20分間以上してください。また、歩く場所は平地です。階段や坂道ではしてはいけません。

だんだんと調子がよくなり、もっと歩きたくなれば、 一週間の回数をふやしたり、歩く時間を長くしてもかまいません。

しかし、 一週間に少なくとも一回は休む日を設け、また一回に歩く時間は四〇分ぐらいまでがよいと思います。もし、もっと歩きたい場合は、歩くスピードをあげるのがよいと思います。

よく1日1万歩とか8000歩などといわれますが、あまり歩数にこだわる必要はありません。

ウオーキングのときの服装は、季節に合った軽快なものにしてください。靴は専用のウオーキングシューズをはいてください。

ウオーキングは、ひざの痛みのために、あるいは安静や注射療法のために弱ってしまっているひざの組織を少しずつもとの強さにもどすためにおこないます。

その第一は、骨を強くするためです。前にも述べたように、骨はたいへん敏感な組織で、痛みがつづいたり、安静にしすぎたり、注射療法のような療法をしばらくおこなっていると、急速に萎縮し弱くなってしまいます。

歩くことは人間を含めた動物の基本ですから、そんなに強い負担をかけなくても、じょじょにひざに重みをかけていくことによって、ひざのまわりの骨の強さをとりもどす方向へとむけてくれます。

第二に、軟骨を強くするためです。軟骨はすでにうすくなったリダメージを受けているのですが、「歩き」という生理的な重みの負担をかけることによって、悪いなりの新陳代謝をつづけていけるようになります。

さらには、筋肉や靭帯や関節のふくろなども、歩くというおだやかで生理的な運動によって、最小限の強さや柔軟性、そして新陳代謝をとりもどしていくようになります。

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